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【第18回】楽園サムイ島でのまさかの出会い。

期待に胸を膨らませて、サムイ島に到着。
新しい場所に着くといつもなんともいえない高揚感がある。南国特有のゆっくりとした時間の流れと、甘だるい空気感が全身を包んでいく。

みんな口々に「最高。」といっていた場所。

何の予定もなく、ただ来た自分にとっては、この自由な雰囲気とこの自由な旅にテンションが上がらざるを得なかった。

サムイ島は、まさにビーチリゾートの島で、この当時は、高級なホテルは、まだなかった。白人等の外国人観光客とか、なんかこの地に長く居つづけているような感じの人も良く目に付く。

とりあえず、安宿を探してチェックイン。でも、のんびりできる南国特有のホント小さい小屋というかコテージでした。しかも、すぐ横は、ビーチ!
この後、まさかの出会いが・・・・。

そのまさかを話すには、少し僕の旅の行程をさかのぼらなければならない。
僕の旅の始まりは、日本を出て、まずは、ワーキングホリデーで、オーストラリアへといった。

もちろんその時は、ラフティングとも出会っておらず、大学を出たばかりで、今で言う「自分探し」、ちょっと昔でいう「モラトリアム」な感じだったと思う。
実際は、そんなに格好の良いものではないと思うけど。

そのときに、エアーズロックに仕事があると聞きつけてシドニーからバスで向かっていた。途中、アデレードでバックパッカーに泊まったときに知り合った日本人ケンと約1年ぶりにまた、たまたま同じ宿で出会ったのだ。「えっ、ケンじゃん!!」

これはまさに「奇跡」。

この偶然の出会いに、うれしさと共に、これからのサムイ島での日々に期待をせざるを得なくなった。この島は本当に奇跡の島だと思い込んで、なんだか「無敵」な気分になっている自分が、日本から遠く離れた島に当時確かに存在していた。

その友達と夜を待ち、うわさのディスコ「フラミンゴ」へと繰り出すこととなる。
この続きは、また次回。


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