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【第1回】Queenstownでの話

さあ、第一回目のQueenstownでの話です。
 ここでまず、生活するためにはじめたのが、仕事です。もちろん当然ですよね。

なんの仕事かというと皿洗い兼たまに板前です。Queenstownには、今も南十字星という日本食レストランがあります。町に着いていろいろ見て回って、3日目に聞きに行きました。「私は、オーストラリアでは、寿司も握って、魚をさばいていました。ぜひ雇ってほしい」とお願いをしました。あっけなくOKということで、4日目からは、仕事をしていました。 実は、ニュージーランドに来る前には、ワーキングホリデーでオーストラリアに丸1年いました。それで、オーストラリアのシドニー北の片田舎のニューポートビーチというところでオーストラリア人にならってすしを握っていたことがありました。今だからはっきり言いますが、オーストラリアではお寿司ではなく、おにぎりでした。でもお客さんは、すべてオーストラリア人でなんのクレームもなく、たまにチップももらっていたくらいです。南十字星ではちゃんとした寿司職人がいて、ちゃんとしたお寿司でした。

 それで南十字星のオーナーのポールさんは、観光ビザだったのですが、何とすぐに就労ビザもとってくれるということで、すごい有り難かったです。本当にポールさんありがとうございました。

それで、バスでQueenstownに着いた時に、空を飛んでいたパラグライダーをやりたかったので、自分で飛べるようになるマスターコースを申込にいったのでした。そうして、空を飛ぶ毎日がはじまりました。
それから何日かたったある日、パラグライダーのオフィスと同じところにあるラフティング会社のボス(ロバート)が、ラフティングガイドをやってみない?と声をかけて来たのがはじまりでした。


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